2008.07.21生保のCMに透けてみえるもの。
保険金の支払い漏れ問題の後、「おひとりおひとりの契約内容を確認してまわります」とアピールしているタイプの生保のCMを目にしたが、これには妙な違和感を感じた。「約款の文字を大きくして読みやすくしました」などというプレスリリースも同じだ。
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保険金の支払い漏れ問題の後、「おひとりおひとりの契約内容を確認してまわります」とアピールしているタイプの生保のCMを目にしたが、これには妙な違和感を感じた。「約款の文字を大きくして読みやすくしました」などというプレスリリースも同じだ。
当たり前のように耳にするトークだが、実感として、どこかしっくりこない。
今回は、このことについて考えてみたい。
以下では、話を単純化するために、30年の定期保険(掛け捨て)と仮定して書く。
保険料が月1万円の保険なら、支払い保険料は年に12万円、10年間で120万円、20年間で240万円、30年間払い続けると360万円になる。保険料が月2万円なら、その倍の720万円だ。「住宅に次いで高い買い物」といわれるのは、その総額のことである。
もし3000万の住宅を購入するとしたら、それだけ払うに値する物件かどうかをじっくり吟味して購入するはず。総額で考えれば、保険だってそれと同じように真剣に選ぶべきですよ・・・という文脈で語られる。しかし、保険が「高い買い物」だというのなら、そもそも、その高額な総額(総支払保険料)で買うものとは何なのだろうか?
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